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平成29年・3週~インフルエンザ、侵襲性肺炎球菌感染症~

今週の注目疾患   平成29年・3週(1月16日~1月22日)

~インフルエンザ~
2017 年 3 週の県全体の定点当たり報告数は、2 週の 20.04 から増加し 37.90 となった。前週から1.9 倍の増加となり、国の定める警報基準値(30)を超えたため、今後も流行状況に注意が必要である。
保健所別の定点当たり報告数は、16 保健所全ての保健所管内で増加し、市原(60.00)、香取(51.83)、松戸(46.56)、君津(45.08)、印旛(44.75)で多い。
2017 年 3 週の年齢群別報告割合は、5~9 歳 26.3%、10~14 歳 19.9%、0~4 歳 16.0%が多く、2016/17 シーズン全体では、5~9 歳 20.5%、10~14 歳 17.7%、0~4 歳 14.5%が多かった。
2017 年 3 週の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、7,642 例中 A 型 7,409 例(97.0%)、B 型 208 例(2.7%)、A and B 型 5 例(0.1%)、A or B 型 20 例(0.3%)であった。
2016/17 シーズン合計では、21,364 例中 A 型 20,813 例(97.4%)、B 型 444 例(2.1%)、Aand B 型 14 例(0.1%)、A or B 型 93 例(0.4%)となった。

~侵襲性肺炎球菌感染症~
千葉県の侵襲性肺炎球菌感染症は、2013年14~52週に53例、2014年に66例、2015年に113例、2016年に151例、2017年1~3週に13例の届出があった。年々届出数が増加しているため、2013年14週~2017年3週に届出のあった396例の発生状況をまとめた。
類型別では、患者391例(98.7%)、感染症死亡者の死体5例(1.3%)であった。
性別は、男性241例(60.9%)、女性155例(39.1%)であった。
年齢群別では、70代94例(23.7%)、60代72例(18.2%)、5歳未満70例(17.7%)、80代55例(13.9%)が多かった。
診断月別届出数では、明らかな季節性はないが、7月~9月は少ない傾向がある。
症状等は、発熱340例(85.9%)、菌血症254例(64.1%)、肺炎173例(43.7%)、咳128例(32.3%)、意識障害94例(23.7%)、全身倦怠感81例(20.5%)、髄膜炎64例(16.2%)、頭痛51例(12.9%)、嘔吐33例(8.3%)、項部硬直31例(7.8%)、痙攣20例(5.1%)、中耳炎11例(2.8%)、大泉門膨隆2例(0.5%)の記載があった(複数報告あり)。
検査方法では、分離・同定による病原体の検出が 389 例(血液 365 例、髄液 50 例)、病原体抗原の検出が 42 例、検体から直接の PCR 法による病原体遺伝子の検出が 14 例であった(複数報告あり)。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成29年1月25日更新)
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