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平成29年・9週~インフルエンザ、侵襲性肺炎球菌感染症、流行性角結膜炎~

今週の注目疾患   平成29年・9週(2月27日~3月5日)

~インフルエンザ~
2017 年 9 週の県全体の定点当たり報告数は、8 週の 17.94 から減少し 14.19 となった。
5 週連続で減少している。
特に A 型の報告数は減少しているが、B 型の報告数は増加しており、今後も流行状況に注意が必要である。
保健所別の定点当たり報告数は、16 保健所中 15 保健所管内で減少し、松戸(19.64)、印旛(17.25)、柏市(16.93)、船橋市(16.47)、山武(16.33)、長生(16.29)、海匝(15.43)、市原(14.64)で多い。
2017 年 9 週の年齢群別報告割合は、5~9 歳 32.2%、10~14 歳 18.1%、0~4 歳 16.6%が多く、2016/17 シーズン全体では、5~9 歳 25.8%、10~14 歳 18.6%、0~4 歳 15.9%が多かった。
2017 年 9 週の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、2,965 例中 A 型 2,236 例(75.4%)、B 型 715 例(24.1%)、A and B 型 7 例(0.2%)、A or B 型 7 例(0.2%)であった。
A 型の報告数は減少したが、B 型の報告数は増加した。2016/17 シーズン合計では、60,188 例中A 型 56,679 例(94.2%)、B 型 3,256 例(5.4%)、A and B 型 49 例(0.1%)、A or B 型 204 例(0.3%)となった。

侵襲性肺炎球菌感染症
千葉県の侵襲性肺炎球菌感染症は、2013年14~52週に53例、2014年に66例、2015年に113例、2016年に151例の届出があった。
2017年1~9週に45例の届出があり、過去同時期より多くなっているため、2013年14週から2017年9週に届出された428例の発生状況をまとめた。
類型別では、患者423例(98.8%)、感染症死亡者の死体5例(1.2%)であった。
性別は、男性260例(60.7%)、女性168例(39.3%)であった。
年齢群別では、70代105例(24.5%)、60代79例(18.5%)、5歳未満75例(17.5%)、80代61例(14.3%)が多かった。
 症状等は、発熱364例(85.0%)、菌血症274例(64.0%)、肺炎192例(44.9%)、咳144例(33.6%)、意識障害98例(22.9%)、全身倦怠感89例(20.8%)、髄膜炎67例(15.7%)、頭痛54例(12.6%)、嘔吐34例(7.9%)、項部硬直33例(7.7%)、痙攣20例(4.7%)、中耳炎11例(2.6%)、大泉門膨隆2例(0.5%)の記載があった(複数報告あり)。
検査方法では、分離・同定による病原体の検出が 421 例(血液 396 例、髄液 53 例)、病原体抗原の検出が 45 例、検体から直接の PCR 法による病原体遺伝子の検出が 15 例(血液 8 例、髄液 2 例、記載なし 6 例)であった(複数報告あり)。

流行性角結膜炎
2017年9週の県全体の定点当たり報告数は、8週の0.65から増加し0.94となった。過去4年の同時期と比較し多くなっており、今後の流行状況に注意が必要である。
 保健所別定点当たり報告数は、習志野(2.33)、市川(2.00)、海匝(2.00)、印旛(1.25)、千葉市(1.20)、松戸(1.00)、山武(1.00)で多い。
2017年9週に報告された33例の性別は、男性19例(57.6%)、女性14例(42.4%)で、年齢群別では、30代が11例で33.3%を占めていた。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成29年3月10日更新)
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