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平成29年・8週~インフルエンザ、急性脳炎~

今週の注目疾患   平成29年・8週(2月20日~2月26日)

~インフルエンザ~
2017 年 8 週の県全体の定点当たり報告数は、7 週の 27.02 から減少し 17.94 となった。4 週連続で減少したものの報告数が多い状態が続いている。また、A 型の報告数は減少しているが、B 型の報告数は増加しており、今後も流行状況に注意が必要である。
保健所別の定点当たり報告数は、16 保健所全ての保健所管内で減少し、松戸(21.64)、船橋市(21.29)、柏市(21.14)、習志野(21.06)、君津(19.77)、印旛(18.29)で多い。
2017 年 8 週の年齢群別報告割合は、5~9 歳 30.3%、0~4 歳 18.6%、10~14 歳 16.4%が多く、2016/17 シーズン全体では、5~9 歳 25.4%、10~14 歳 18.6%、0~4 歳 15.9%が多かった。
2017 年 8 週の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、3,728 例中 A 型 3,207 例(86.0%)、B 型 513 例(13.8%)、A and B 型 3 例(0.1%)、A or B 型 5 例(0.1%)であった。
A 型の報告数は減少したが、B 型の報告数は増加した。
2016/17 シーズン合計では、57,223 例中A 型 54,443 例(95.1%)、B 型 2,541 例(4.4%)、A and B 型 42 例(0.1%)、A or B 型 197 例(0.3%)となった。

~急性脳炎(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、
ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く)(以降急性脳炎と表記する。)~
千葉県では、2012 年 48 例、2013 年 32 例、2014 年 55 例、2015 年 54 例、2016 年 63 例の届出があった。
2017年 1~8週に 17例の届出があり、昨年同時期(2016年 1~8週)の届出数 14 例を超えた。
昨年と比較し 2 月の届出数が増加していることから、2012 年~2017 年 8 週に届出のあった 269 例の発生状況をまとめた。
類型別では、患者 267 例(99.3%)、感染症死亡者の死体 2 例(0.7%)であった。
病型別では、病原体不明 178 例(65.9%)、インフルエンザウイルス 51 例(18.9%)が多かった。
病型がインフルエンザウイルスであった症例について月別に図 3 に示す。
性別では、男性 150 例(55.8%)、女性 119 例(44.2%)であった。
年齢群別では、5 歳未満が 155 例で 57.6%、5~9 歳が 54 例で 20.1%を占めた。
診断月別では、12 月から 2 月に多い。
症状等として報告されたのは、意識障害236例(87.7%)、発熱231例(85.9%)、痙攣171例(63.6%)、髄液細胞数の増加 59 例(21.9%)、嘔吐 45 例(16.7%)、頭痛 39 例(14.5%)、項部硬直 24 例(8.9%)であった(複数報告あり)。
診断方法として報告されたのは、(1)38 度以上の高熱 221 例(82.2%)、(2)何らかの中枢神経症状235 例(87.4%)、(3)先行感染症状 143 例(53.2%)であった(複数報告あり)。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成29年3月1日更新)
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